プロフェッショナルは、常に学習する姿勢である

年間1000人以上の人に研修をします。
研修では、本当に様々な人に出会います。
  
  
あるとき、50歳くらいの男性(Oさん)の参加者がいました。
見るからに上品、穏やかそうな方です。
でもその上品さの裏側には、なにか「熱いもの」も感じさせる人です。
  
  
研修では、グループを作ります。
グループ討議をしたり、ゲームをするのです。
Oさんのグループには、20代、30代の若いビジネスマンも含まれていました。
Oさんは非常に丁寧な口調で、「まず私から自己紹介を始めさせていただきます」といい、自己紹介を始めました。
若い人がメンバーの中にいるのに、自ら率先して自己紹介を始めたのです。
  
  
講義や演習の最中、どんな若い人よりも、Oさんが一番メモを取っていました。
各テーマ事の質問の時間には、最初のうちはOさんが一番先に質問をしていました。
徐々に、その姿に刺激され、若い人が一番先に質問をし始めましたが…
そして、グループ内での教え合いの時間では、やはりOさんから教え始めます。
  
  
Oさんのグループのメンバーは、次第に全員が「Oさんのファン」になってきます。
20代、30代のメンバーは、Oさんを見るときの目が輝いています。
  
  
Oさんは、長いこと海外のホテルの支配人をされ、そして、日本で大手ホテルの社長を経験されている方です。
そんなプロフェッショナルな方が、もっとも率先して取り組んでいるのです。
「真摯」という言葉の実際の場面を見た気がします。
  
  
私が20代の頃から長くお付き合いをさせていただいている、一部上場企業の専務さんがいらっしゃいます。
この人が研修に参加したとき、若い人の輪に飛び込み、積極的に若い人の意見を聞き、自分の考えを話していました。
一緒に大笑いをしていました。
  
  
私も仕事柄、多くの経営者・取締役の方に会いました。
「成長のためには少しのことも逃さない」という意欲の方が多いです。
「こんなに偉い人が…」と感じる人ほど、真剣にメモをとろうとしている傾向が高いです。
  
  
サラリーマンがよく言う、「自分は特殊だから…」なんてことは決して言いません。
プロフェッショナルになる人たちは、「貪欲に学ぼう」という姿勢がちがいます。
何でも成長の糧にしているのです。
  
  
— プロフェッショナルとは… —
「プロフェッショナルとは、なんだろうか?」
「プロフェッショナルを一言で語るとなんだろうか?」
「私は、もっとプロフェッショナルになりたい」
「人がプロフェッショナルとしてもっと活躍できることに貢献したい….」
  
そんな問いから出発して、「プロフェッショナル」の研究は、今ライフワークになっています。
プロフェッショナルについて、考えていきたいと思います。
  
  
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