相手の期待に応えられないときには、「ランニング」と「大きな視点から考える」ことが助けてくれる Vol.147

ここ2,3年私が取り組んでいる仕事は、具体的な達成基準がないプロデュース的な仕事です。クライアントの依頼に応える方法は、世の中を探しても具体的な達成基準があるわけでもない、どうやればいいか方法も明確なものがあるわけでもない、MBAの本も、過去の事例もほとんど役に立たない企画的な仕事です。

でも、世の中に既に方法論が確立されているのであれば、事例があるのであれば、私が取り組まなくてもいいはずです。他の人がやればいい…と。しかし、期待も、やることも、世の中に確立されていないことだから、私が取り組む価値があるはずです。

あるクライアントの組織強化のプロジェクトも、「クライアントの期待以上を実現したい」という決意はありますが、クライアントの期待そのものも明確にする作業からして、壁を乗り越えられないジレンマがありました。考えても考えても、描いても描いても、「これでは全然期待に応えられていない。全然しっくりしていない」とずっと感じていました。SNSで、ネガティブなことは書きたくないのですが、正直自分の能力があまりにも低いと感じていました。この仕事に関しては特に、悶々とすごしてしまっている状態でした。

先ほど、この作業を一度やめ、ランキングをしてきましたが、その途中にやっとひらめきました。「問題の捉え方を、とっても小さい観点で見ていたんだ」と。
頭の中に全体像の地図が出来上がりました。ここまで来ると、過去の事例のいくつかが活用できます。もちろん、新しく生み出すことの方が多いです。

クライアントの期待は、これで応えられます。
そして、ここまでくれば、原理原則を理解しているのでクライアントの期待以上を実現することは、今までと比べるととても簡単です。

私には、これ以外に同じようなプロデュース的な仕事がいくつかあります。そのうちの一つは、とっても壮大なものです。これらも悶々としていることが多いですが、またランニングにいけば、ひらめくでしょう。