マネージャーとメンバー(社員)の思考の違いとは? Vol.259

今週は、次世代のマネージャー/リーダーに関する研修を行いました。
研修を実施した目的は、「マネージャーとして早期に立ち上がるための思考力を早いうちに体験し、身につけさせる」です。

マネージャーと社員(メンバー)では、求められることが違います。今回の研修では、「思考」という観点で、その違いを考え体験してもらいました。

メンバーに求められている思考とマネージャー/リーダーに求められている思考は違います。
メンバーとしての思考ができるようになりますと、そのチームのリーダーとしては活躍することができます。ですが、マネージャーとして活躍することはできません。

メンバーに求められている思考の本質は、「与えられたことをいかに効率的に行うか」です。もちろん、この思考はマネージャーにも求められます。
マネージャーに求められている思考の本質は、「与えられたことをいかに効率的に行うか」に「チームに何を課題として与えるか。組織の最大化の為に…」が付け加わります。

実際に研修にてそんな話をすると、多くのひとは「そんなこと私はできていますよ」と感じていました。実は、ここが問題なのです。「自分にはできている」と感じてはいるのです。

そこで、研修において、このマネージャーに求められる思考モデルについて解説し、ワークに取り組んでもらいました。具体的には、「どんな課題を与えるか?」「何を変えるのか?」「何へ変えるのか?」そして、「それによってどんな効果をだすのか?」です。

その結果、できていませんでした。ほとんどは、不満や希望程度のものでした。それでは、マネージャーになってもらうわけにはいきません。

マネージャーになる前に、この思考モデルについて体験させ、この思考モデルを身につけさせることが必要です。そうしないと、その人がマネージャーに任命されてもそのチームの成果を最大化できません。
そして、それは、意識的に思考をさせないと、ほとんどの場合が「与えられたことをいかに効率的に行うか」という思考しか行われなくなります。

そもそも、メンバーに求められている思考とマネージャー/リーダーに求められている思考は違うのです。
この思考力は、「[研修] 思考力強化研修 / potential of thinking」のコンテンツの一部です。