この研修の主たる目的は、「社員が自分で考える力」を鍛えることです。
この「考える」モデルを社員ができるようになると、「自ら行動するようになる!」「報告や説明がわかりやすくなる!」「チームや組織での議論や取り組みが変わる!」効果があります。
今求められている社員は「自分で考え取り組める社員」です。経営者やマネージャーは社員に「自分で考えろ!」と言っています。そう言われた社員は、「自分で考えろ!といわれてもどう考えれば良いか?」わかっていないことが多いです。
誰かに「考えろ!ってどういうことでしょうか?」と聞いても「”なぜ?”を何回も繰り返すんだ」「本を読め!」「そういうことを自分考えろ!」という抽象的な回答が多いです。「考える!」ってどういうことなのか、それが明確になっていません。
私たちは、企業様の次世代リーダー育成のお手伝いをしていますが、そのプログラムを通じて、「自分で考えられる人」と「自分で考えられない人」には「考える」に基本的な違いがあることがわかりました。世の中一般的に言われるロジカルシンキングとは違い、シンプル、かつ、本質的な「考える」モデルです。「客観的」「広い視野」「構造的」「未来などめざす姿を明確」「説明(プレゼンテーション)が分かりやすい」思考です。
この「考える」モデルの3つの基礎的な要素は、「何を変える!」「何に変える!」「どう変える!」です。シンプルですが、強力な思考のモデルです。
「考える」を育むことは、筋肉強化と全く同様です。具体的な方法を学び、そして、毎日繰り返すことで、「考える」ための柔軟な「脳の筋肉」を強化することができます。
この3つの要素を発展し、「客観的に考える」「幅広く考える」「構造化して 考える」を体験しながら、研修は進んでいきます。
この研修の対象者は全ての社員ですが、特に若い社員がこの「考える」モデルを学び、このモデルを活用して思考・行動・報告・発表を日頃繰り返し実践させることが重要です。まずは、社員がこの思考モデルができるようになること、そして、組織としてこの「考える」モデルができるようになると、企業の成長を格段に加速することができます。
対象者: | 新入社員、または、リーダーおよびマネージャー(および、その候補者) |
日程・時間: | 1日間 (9:00 – 17:00) ※ 開催時間は、ご要望に合わせ変更いたします。 |
人数: | 最大20名 |
ご投資額: | こちらからお問い合わせください |
コンテンツの内容: | [ステップ1] イントロダクション [ステップ2] 「考える」モデル(「何を変える!」「何に変える!」「どう変える!」)の基礎を学びます。 [ステップ2] 「考える」モデルを、目標設定まで高めて体験し、学びます。 [ステップ3] 「考える」モデルを、原因分析や実施プラン策定まで高めて体験し、学びます。 ※ 演習・発表が多いワークショップ型の研修です。演習で扱うテーマを貴社のご要望に合わせ取り組むことも可能です。 |
参加者のコメント: | ● 内容が濃く消化できない部分がありましたが、自分にとって今大切なことが何かが気づけたような気がします。 ● 考え方の基礎に何があるのかを知ることが出来て勉強になった。考えを複数書き出し、分別して、シンプル化することに取り組みます。 ● ビジネスリーダーとして、プランや判断するときの考え方を学ぶことが出来た。分類すること、整理することの難しさを感じた。「何へ変える」を具体的にすることで、「どう変える」が考えられると感じた。目標(ターゲット)をまずは明確にすることを意識する。 ● 問題点をきちんと具体的に把握することの重要性を再確認できました。考え方のフレームワークを知らなかったので、今後挑戦したいと思います。「15分で切る」は効果的でした。 ● シンプルなWorkで入りやすかったです。「どう変える」は実際に来年の自分のタスクを書いたので実行したいと思います。 ● 考え方の順番とプロセス、ゴールへの向かい方が分かりやすくまとまっていた。1日という短い時間で、最大に内容が詰め込まれていたと思います。 ● 「基礎が大切」という言葉にはっとさせられた。上っ面だけの体裁を整えて基礎をおろそかにしていないか?と自分を振り返ってみた。考え方の基礎を教えていただいたように感じている。 |
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2015/01 エンジニアリング会社様 「ビジネス思考力強化 – potential of thinking」研修2014/11 エンジニアリング会社様 「ビジネス思考力強化 – potential of thinking」研修