チームを率いて結果を出すリーダーやマネージャーに求められる「4つの仕事」 ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(1)

ますます激変することが予想される2020~2030年代を担う次世代ビジネスパーソンたちに求められていることとは何か?

組織の中で、「チームを率いて高いパフォーマンスを達成し、大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを得ているリーダーやマネージャーたち」を、私たちは「ハイパフォーマー」と呼んでいます。彼らは決まったことをこなすのではなく、「変化を創ること」を仕事と考えています。グローバル化が進み、競争がさらに激しくなる世界で、豊かな未来を創り出す力をもっているのは、彼らのような人材です。

ハイパフォーマーたちは「仕事の技術」を身に着け、チームを率いて実践し、ハイパフォーマンスを達成しています。この「仕事の技術」を学び実践すれば、あなたも彼らのようなハイパフォーマーとなれるでしょう。

多くのリーダーやマネージャーたちは、メンバーとの人間関係に悩み、結果を出せずに悩んでいます。そんな中、チームを率いて結果を出すハイパフォーマーたちは「これからの時代に、リーダーやマネージャーに求められている4つの仕事」を認識し、実践することで、結果を出しています。

このノートでは、「リーダーやマネージャーに求められている4つの仕事」、そして、それをどのように実践するかについて解説します。

チームを率いて結果を出すリーダーやマネージャーに求められる「4つの仕事」

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「チームを率いて高いパフォーマンスを達成し、大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを得ているハイパフォーマーたち」は、どのような人たちか?

リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」

私たちのソリューション「リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」は、下記の要素で構成されています。

◆ リーダーやマネージャーの4つの仕事
◆ リーダーへの成長ステップ
◆ 仕事の仕組み化
◆ パフォーマンス向上プロジェクト
◆ 目標設定
◆ 問題解決と意思決定
◆ モチベーションと人材育成
◆ コミュニケーション
◆ 時間管理

この「リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」は、ビジネススクールや研修などの知識を得る学習機会ではありません。

ハイパフォーマーとして仕事で結果を出すためには、上記9つの要素について「知っている」「知識がある」だけでは不十分です。また、それぞれ個々の要素を理解し実践するだけでも不十分です。9つの要素それぞれの相関関係や相互作用も理解し、効果的に仕事で応用できなければなりません。「リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」は、知識を得る学習機会だけではなく、仕事の中で具体的に活用するためのコツやヒントを通じて、確実に成果を生み出すための実践応用力を身につけるためのものです。

この「仕事の技術」を応用できるから、ハイパフォーマーたちは、合理的に生産性高く仕事を進められ、「多くの企業や経営者」や「多くの社員などのメンバー」から認められ、必要とされる存在として活躍できているのです。

大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを得ることは、「性格」ではなく「仕事の技術」

企業や組織において、大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを得ることができているリーダーやマネージャーは、どのような人でしょうか?

それは、チームを引っ張り、メンバーに影響を与え、組織やチームとしてのパフォーマンスを高めることができるリーダーやマネージャーです。そして、その実績が認められ、多くの企業や経営者から「来てほしい!」と求められる人です。ここには、豊田章男氏やカルロス・ゴーン氏などの「プロ経営者」として活躍している人も含まれます。

こうしたハイパフォーマーの中には、我の強い人もいれば、冷静な人もいます。力強く牽引する人もいれば、チームの和を大切にする人もいます。このようなことから、大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを得ることができている理由は、「人の性格や特長だけではない」ことは明らかです。

必要なのは「仕事の技術」です。性格ではなく「仕事の技術」ですから、だれでもが身につけることができるものなのです。

多くのチャンスを得る鍵は、「変化の実践」

多くの企業が人材育成を行いますが、その人材育成の多くは、「業務ができるようになること!」をゴールとしています。その理由は、「業務ができなければ、最低限の結果すら出すことができない」ためです。ですが、今の時代、「業務ができること」は当たり前です。大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを手にしているハイパフォーマーは、「業務ができる」だけではなく、さらに違うことも挑戦しています。

それは、「変化の実践」です。

「変化」が止まることはありません。企業も変化しなければ、長期的に持続することができません。とはいえ、企業も人も「変化する」ことは簡単ではありません。変化には努力が必要とされ、混乱を引き起こすからです。すなわち、パイパフォーマーとしての仕事の技術とは、一言でいうと「変化を成し遂げる技術」といえるでしょう。

多くの企業では、ハイパフォーマーとしての仕事の技術を身につける十分な機会が提供されていません。「社内業務を遂行するだけ」「社内研修を受講しているだけ」では、「パイパフォーマーとしての仕事の技術」を身につけることはできません。

この「仕事の技術」は、「今よりも激動の時代となる2020~2030年代の未来を創造する力」です。

この「仕事の技術」を学び実践した人だけが、大幅な昇給アップ/高い地位への昇進/魅力的な転職/起業などのチャンスを手に入れることができます。もちろん、あなたも「リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」を学ぶことで、そのチャンスを手にすることができるのです。

結果を出せないリーダーやマネージャーの苦悩

多くのリーダーやマネージャーは、どのようなことに苦労や苦悩しているのでしょうか?

リーダーやマネージャーのマネジメント能力強化の支援をして気がついたのですが、「結果を出せていないリーダーやマネージャー」には、以下のような共通する傾向がありました。

◆ 過去の経験に頼りすぎ
◆ 仲間意識を強調しすぎ
◆ 自信がない
◆ 変化を嫌がる

さらに、「結果を出せていないリーダーやマネージャー」は、以下のような問題行動をしていました。

◆ 部下に仕事を任せられない
◆ 上司の支援を仰ごうとしない
◆ 細かいことばかりに目が行きがち

多くのリーダーやマネージャーたちは、このような問題に直面してもうまく対処ができず、チームとしての結果を出せずに悩んでいました。ですが、チームを率いて高いパフォーマンスを達成し、大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを得ているハイパフォーマーたちは違います。このような問題に直面しない方法を知っており、うまく回避できているのです。仮に直面したとしても、失敗しないで済む「仕事の応用力」を発揮することができています。

その差を生み出しているのが、「リーダーやマネージャーとしての仕事」の考え方の違いです。結果を出せずに悩んでいるリーダーやマネージャーと比べ、ハイパフォーマーとして活躍しているリーダーやマネージャーは、今の時代に求められる「リーダーやマネージャーに求められる4つの仕事」を認識し、それを「仕事の技術」として実践しています。

現在のリーダーやマネージャーの仕事で、不足しているものとは?

現在のリーダーやマネージャーに求められている役割はなんでしょうか?

現在のリーダーやマネージャーが求められている役割は、「事業の成果に責任を持ち、組織の目標達成と成長を果たすこと」です。「事業の成果に責任を持ち、組織の目標達成と成長を果たすこと」を役割としているリーダーやマネージャーの代表的な仕事は以下の3つです。

1. 目標と計画を立案する(→ 目標を達成すること)
2. 業務を仕組み化し、管理する(→ 部下を管理すること)
3. メンバーを評価/育成する(→ 部下を育てること)

(→ )の部分を見るとよりわかりやすいと思いますが、これらの仕事は、業界(製造業/サービス業など)や職種(開発/生産/営業など)を問わず、リーダーやマネージャーに求められている仕事です。現在、多くの企業は、「結果を出せるリーダーやマネージャーには、この3つの仕事を認識してマネジメント業務を遂行する必要がある」と考えています。

ところが、この3つの仕事だけでは十分ではなくなりました。現在のリーダーやマネージャーに必須となっている「『決定的』とも言える重要な仕事」がもう1つあります。もちろん、以上の3つの仕事も必要なのですが、ハイパフォーマーにはもう1つの「重要な仕事」があるのです。そのもう1つの重要な仕事を担えていることが、「ハイパフォーマー」となれる理由なのです。

企業が生き残りを賭けた「マネジメントの変遷」とは?

多くの新しい企業が生まれる一方で、多くの企業が消えています。時代の変化を乗り越えられた企業のみが長きに渡り繁栄しています。過去から現代に至るまで、企業のマネジメントには、どのような変遷があったのでしょうか。その変遷をとおして、ハイパフォーマーに求められるもう1つの「『決定的』とも言える重要な仕事」を考えましょう。

科学的管理

1900年頃、「科学的管理」という経営手法が出現しました。

フレデリック・テイラーが編み出した「科学的管理」は、経営者の属人的な感性や勘に依存していた経営を、データ分析に基づいた科学的な検証へと変化させました。職人芸に依存していた作業や工程を、誰もが一定の生産性で担うことができるように標準化したのです。これにより、大量生産・大量消費の時代へと変化しました。現在でも、会社内の業務を数値やデータで管理していますが、1900年当時にはもう存在していました。

大量生産・大量消費を迎え、事業の多角化を進めることで企業は巨大化しました。巨大化した企業では、1人の経営者がすべての意思決定をしていては時間がかかります。1人で行うにはあまりにも多くの意思決定をしなければならなくなったからです。そのため、中央集権的な経営から、迅速な意思決定ができる分権型の事業部制へ変化しました。

こうした経営の効率化が進む反面で、労働者に対する人間性の軽視が問題となり始めました。チャップリンの「モダンタイムズ」という映画はその一例でした。

日本の「カイゼン(PDCA)」、米国の「ビジョナリー経営」

1970年中盤あたりから、日本企業が世界経済に影響力を及ぼすようになりました。その要因の一部が、「家族経営」や「カイゼン(PDCA)」です。従業員が家族のように力を合わせ(チームワーク)、業務のカイゼンを行うことで企業の成長を支えました。

また、米国でも「ビジョナリー経営」という経営手法を用いたベンチャー企業が台頭してきました。企業の理念(Mission/Vision/Value)を全員が理解し、目指すべき方向や価値観を一致させて行う経営手法です。この時代、リーダーやマネージャーと従業員との対話が経営の重要な要因となりました。リーダーやマネージャーは「ボス」という存在から、「リーダー」「マネジメント」という存在へ変化しました。

現在、多くの企業が実施している「カイゼン」や「社員を大切にする」ということは、この頃にはもう出現していたのです。

選択と集中、そして、現在

カイゼンやビジョナリー経営を行う企業の台頭により、多角化を進めていた企業の経営状態が悪化しました。そこで多角化経営を行ってきた企業は「選択と集中」を始めました。業界1位もしくは2位の位置(ポジション)の事業だけを残し、他の事業は撤退することを進めたのです。その理由は、需要に対して供給量が多くなったことでした。需要(市場の規模)が限られている中で「選択と集中」を行うためには、市場および市場のニーズだけを見るのではなく、「競合」を意識した戦略的なマネジメントが必要となりました。

さらに現在、グローバル化が加速する中で、顧客が求める価値が「モノからコト(体験、感動などの付加価値)」へ変化しています。リーダーやマネージャーには、今まででは考えもつかなかったような新しい創造(イノベーション)/価値/貢献を生み出し、提供していく能力がますます求められるようになっています。

「マネジメントの変遷からみるキーワード」のまとめ

以上の変遷から見えてきたキーワードをまとめたものが以下です。

◆ データによる科学的管理
◆ 迅速な意思決定
◆ チームワーク
◆ カイゼン(PDCA)
◆ ビジョン
◆ 戦略(選択と集中/競合戦略)
◆ イノベーション

「変化の実践」の最終目的は人々の幸せ!

以上のように、リーダーやマネージャーに求められる適正要件や能力は、時代とともに高度なものへ変化してきました。今後、これらはさらに加速し、より高度なスキルが求められるでしょう。それに応えるキーワードは「変化」です。「変化」を実践してきた組織や人だけが、時代を乗り越えることを可能にし、長い繁栄を実現できているのです。

すなわち、先ほど紹介したリーダーやマネージャーの仕事として抜けてしまっている「『決定的』とも言える重要な仕事」とは、「変化を実践し、変化を成し遂げる仕事」です。

ですが、「変化」は簡単ではありません。変化には努力が必要とされ、混乱や苦労もつきまといます。そのために、多くの人は変化を嫌がり、避けようとします。現状のままのほうが楽だからです。このことは、多くのリーダーやマネージャーたちがチームとしての成果を出せず苦悩や苦労している原因となっています。

そんな中、変化の実践に挑戦する企業、そして、リーダーやマネージャーもいました。彼らは「変化の実践」に挑戦することで、以下のことを目指していました。

◆ 市場やお客様にさらなる貢献をする
◆ チームの目標を達成する
◆ 企業を長期的な成長へと繋げる
◆ 多くの人々(社員を含む)を幸せにする

企業、そして、リーダーやマネージャーが「変化に挑戦する究極的な目的」は、4番目の「多くの人々(社員を含む)を幸せにすること」です。あなた自身の幸せ、あなたの周りにいるメンバーや家族の長きにわたる幸せです。

繰り返しになりますが、多くの人が変化を嫌がり、変化に抵抗します。ですが、変化は、あなた自身やあなたの周りにいる大切な人たちを幸せにするために必要なのです。「変化の挑戦」は、「周りの人への愛」です。ハイパフォーマーたちは、そのようなことを認識し、決意し、変化を成し遂げる「ハイパフォーマーとしての仕事の技術」を実践しています。

リーダーやマネージャーに求められる「4つ目の新たな仕事」とは?

これからのリーダーやマネージャーに必要となる4つの仕事

未来を担う、これからのリーダーやマネージャーに求められている仕事は以下の4つです。

1. 目標と計画を立案する(→ 目標を達成すること)
2. 業務を仕組み化し、管理する(→ 部下を管理すること)
3. メンバーを評価/育成する(→ 部下を育てること)
4. 変化を実践し、変化を成し遂げる

これからのリーダーやマネージャーは、今までのリーダーやマネージャーに求められていた3つの仕事とともに、新たに「変化を作り、実践し、成し遂げていくこと」が求められます。決められた定形業務の遂行や管理だけでは、リーダーやマネージャーとして求められている仕事を果たせなくなっています。ここでいう定形業務とは、下記のような業務や仕事を指します。

◆ ルーティンとして毎回同じように行われる業務
◆ モニタリング(業務が確実に行われているかどうか、数値を観察すること。例えば、営業の訪問件数の確認、コールセンターの電話対応件数の集計、など)
◆ 問題の対応(お客様のクレームの対応、欠品の発生の対処、など)
◆ 組織間の調整(他の組織や部署との仕事の受け渡しで発生する調整、など)

定形業務の遂行や業務の管理だけでは、「チームメンバーの能力」および「チームのパフォーマンス」を向上することはできません。定型業務を遂行するだけではなく、リーダーやマネージャーには「変化の実践」が求められています。これからのリーダーやマネージャーに求められる変化の実践とは、以下のような変化の実践です。

◆ 組織風土(価値観)の変化の実践
◆ 市場/顧客の変化の実践
◆ 事業モデルの変化の実践
◆ プロセスの変化の実践
◆ 社員の変化の実践
◆ リーダーやマネージャー自身の存在の変化の実践

決められた定形業務を行っているだけでは、「リーダーやマネージャーの4つの仕事」を満たす能力を手に入れられない

会社のなかで定型業務だけを行っていても、「リーダーやマネージャーに求められる変化の実践」の能力を強化することはできません。幾人かの経営者はそのことを理解していて、社員たちに定型業務以外のことを学び、経験する機会を与えています。ですが、そのような企業はごく一部です。「チームを率いて結果を出す仕事の技術」の理論を学び、様々な経験を重ねてこそ、「変化を実践し、変化を成し遂げるハイパフォーマーとしてのリーダーやマネージャー」へと成長することができます。

変化を実践するリーダーやマネージャーの心がけとは?

現在のリーダーやマネージャーたちが直面する苦悩

私たちのプログラムに参加したリーダーやマネージャーへ、「ハイパフォーマーとしてのリーダーやマネージャーは、どのような心がけを持つべきか?」とよく質問をします。様々な回答があるのですが、リーダーやマネージャーにとって必要な心がけとしてよく出てくる意見は以下の3つです。

1. リーダーやマネージャーは、メンバー1人ひとりとの人間関係を築く必要がある
2. リーダーやマネージャーは、メンバーに服従させる必要がある
3. リーダーやマネージャーは、メンバーが円滑に業務を行えるようにする

一般的にはこう思われているのですが、これらは「定型業務を行うこと」を前提としている心がけです。変化を実践するリーダーやマネージャーは、「これらの心がけは、メンバーのモチベーションに悪影響を与える要因ともなる」ことを認識する必要があります。

1. リーダーやマネージャーは、メンバー1人ひとりとの人間関係を築く必要がある

メンバーと個人的な関係を築く前に、チーム全体のモチベーションを考える必要があります。特に、特定のメンバーと個人的な人間関係を築く行為は、他のメンバーの不公平感を生み出し、チーム全体のモチベーションに悪影響を及ぼします。

2. リーダーやマネージャーは、メンバーに服従させる必要がある

変化を実践するためには、メンバーのモチベーションが重要です。服従させるだけではなく、まずは「どうしたら、メンバーの動機づけができるか?(メンバーが受け入れ、行動するか?)」を考える必要があります。

3. リーダーやマネージャーは、メンバーが円滑に業務を行えるようにする

定型業務は、円滑に行えるようにする必要があります。ですが、リーダーやマネージャーには、変化の実践も必要です。その変化を実践することは、業務が混乱してしまうことも覚悟する必要があります。

つまり、変化を実践するリーダーやマネージャーは、一般的なリーダーやマネージャーとは違い、以下のことを認識した上で、リーダーやマネージャーの仕事を行う必要があるのです。

◆ 特定の人と個人的な人間関係を築く行為は、時にはチームへ悪影響を及ぼすことになる!
◆ 服従させるだけではなく、モチベーションを引き出すことが重要である!
◆ チームの業績を最大化するためには、混乱を引き起こしてでも変化を実践する!

変化の実践のために、リーダーやマネージャーが意識すべきこと

このノートの冒頭の部分にて、「リーダーやマネージャーがよくやってしまう問題行動には、下記のようなことがある」と説明しました。

◆ 部下に仕事を任せられない
◆ 上司の支援を仰ごうとしない
◆ 細かいことばかりに目が行きがち

これらのことも、「決められた定型業務を管理することが仕事である」と考えているから発生する問題です。「定型業務の範囲内だけが仕事」と考える多くのリーダーやマネージャーと違い、変化を実践して、その変化を成功へと導くためには、以下のことを認識しておくことも重要です。

◆ 部下に仕事を任せ、部下のスキルの強化をはかる
◆ 方向性について上司とコミュニケーションをとる
◆ 戦略(大局)をしめし、戦術(詳細)は任せる

結果を出せないリーダーやマネージャーから脱却するには…

結果を出せていないリーダーやマネージャーには、以下のような共通する特徴があります。

◆ 過去の経験に頼りすぎ
◆ 仲間意識を強調しすぎ
◆ 自信がない
◆ 変化を嫌がる

これまで、結果を出せていない多くのリーダーやマネージャーを見てきましたが、彼らは「勘」「経験」「精神論」に頼りすぎる傾向がありました。やる気と責任感は高いのですが、逆にそれが仇(あだ)となっていました。リーダーやマネージャーの仕事として必要なことを誤解しているために、多くのリーダーやマネージャーが問題行動をやっていました。リーダーやマネージャーが抱えるこのような悩みのほとんどは、「リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」を学び、実践することで解決できることばかりでした。

ハイパフォーマーとしてのリーダーやマネージャーの重要性は、益々高まっています。早い段階から「リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」について体系的に学ぶことで、失敗してもそれを成功のための経験として活かし、あなた自身がチームの成果を最大化できる存在として活躍できるようになるのです。

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あなたも「チームを率いて高いパフォーマンスを達成しているリーダーやマネージャー」になれる!

ますます激変することが予想される2020~2030年代を担う次世代ビジネスパーソンたちに求められていることとは何か?

それを追求し、形にしたものが「【マネジメント力強化研修】 リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」です。ビジネススクールや研修では知識を学べます。それに対して「【マネジメント力強化研修】 リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」は、高いパフォーマンスを達成するための「業務を遂行する応用力」を学びます。

「チームを率いて高いパフォーマンスを達成しているリーダーやマネージャー」になるためには、会社での業務を通じた経験、もしくは、会社が用意した研修だけでは不十分です。将来の自分に必要な応用力を学び、それを自ら率先して実践することが求められています。「【マネジメント力強化研修】 リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」は、あなたが「大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを得ているハイパフォーマー」となる手助けとなります。

あなたも、学び、実践することで、「チームを率いて高いパフォーマンスを達成しているリーダーやマネージャー」かつ「大きな報酬や多くの魅力的なチャンスを得ているハイパフォーマー」になれるのです!

「【マネジメント力強化研修】 リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」は、企業成長に必要な人材を育てる!

日本のビジネスパーソンに求められていることは、大きな転換点を迎えています。求められていることは「変化の実践」です。

今、企業が求めているのは、変化を実践できるビジネスパーソンです。企業は「チームを率いて変化を実践し、高い結果を出すビジネスパーソン」を一人でも多く増やさなければなりません。ところがこうしたビジネスパーソンの育成に挑戦している企業は少なく、そのようなビジネスパーソンの絶対数は不足しています。

こうしたニーズに応えるために、私たちは「【マネジメント力強化研修】 リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」を開発しました。ビジネススクールや研修では知識を学べます。それに対して、「【マネジメント力強化研修】 リーダーやマネージャーとして『チームを率いて結果を出す仕事の技術』」は、高いパフォーマンスを確実に達成するための「変化を遂行していく応用力」を学びます(このプログラムは、企業向けとしての研修やコーチングとして提供しています)。

あなたの会社の社員を、「チームを率いて変化を遂行できるリーダーやマネージャー」へ育てます!

チームを率いて結果を出すリーダーやマネージャーに求められる「4つの仕事」 ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(1)

「優れたリーダーへ成長するためのステップ」と「結果を出すためのリーダーシップの基礎的特性」 ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(2)

チームで結果を出すためのマネジメントスキル「仕事の仕組み化」 ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(3)

組織やチームを率いて、業績改善プロジェクト(パフォーマンス向上プロジェクト)を成功に導く技術 ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(4)

「目的・目標・方針を設定するスキル」を強化し、目標達成や事業成長へむけて、組織やチームを力強くリードする! ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(5)

意思決定と問題解決の技術を駆使して、チームの成功と成長の可能性を最大化する! ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(6)

チームを成長させるモチベーション対策と人材育成術 ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(7)

チームメンバーの力を最大限引き出すためにリーダーやマネージャーに必要となるコミュニケーション力 ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(8)

限られた時間でチームと自分の成長を加速する時間管理の応用力 ~ リーダーやマネージャーとして「チームを率いて結果を出す仕事の技術」(9)

(本ノートは、2018年3月16日に書かれたものを再編集しました)
文:ティ・スクエア㈱ 寺尾 卓巳 (てらおたくみ, Takumi Terao)
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